精神症状を抑える漢方薬

医者

医師との緊密な相談を

抑肝散は漢方薬の1つで、神経症等の精神症状を軽減させる目的で処方されます。近年はアルツハイマー型認知症に伴う妄想の軽減や、うつ病に伴う極端な気分の高揚を抑える働きがある事も医学的に指摘されており、処方例が増えている薬剤でもあります。こうした薬剤の性質上、抑肝散は脳内の感情物質の受容体への作用があります。故に、服用量をしっかりコントロールする事が求められます。感情への作用は強過ぎても弱過ぎても、治療効果以上に問題となり得る副作用の発生可能性が否定出来ない為です。また抑肝散はその主成分が消化器系の負荷を増す性質があると共に、体内からのカリウム排出を促す働きがあります。その為、継続的な服用に伴って低カリウム血症・電解質異常を引き起こしたり、筋肉の痙攣を覚えるといった症状が現出したりする可能性があります。生活上の問題となり得る症状でもある為、その防止の為に定期的な血液検査を要する薬剤となります。そしてこのような対策が必要となる事が、抑肝散の服用には医師への相談や定期的な通院をすべき理由となる訳です。まず抑肝散は、食前若しくは食間に服用する事でその作用を効果的に発揮する薬剤です。薬剤の服用は食後となるものが比較的多いので、他に何らかの処方薬を服用しているようなケースについてはタイミングに注意が必要です。慣れるまでには、若干の時間が掛かるかもしれませんが、効果の実感も比較的早い薬なので正しい服用を行うべきです。また副作用として低カリウム血症が起き易いので、その対処は要注意の点となります。治療にあたってはまず抑肝散以外にカリウム排出を促す要素が無いかの判断を行うというプロセスを踏むので、他に服用している薬剤やサプリメント等の申告を必要とする可能性が出て来ます。その為の心の準備は、予めして置いた方が良いものとなります。そして低カリウム血症が認められる場合、追加でカリウム製剤が処方される可能性があります。抑肝散を安全に服用しつつ、その効果をしっかり発揮させる為に必要なものとなりますから、処方に至った場合にはこちらもしっかりとルールを守っての服用が必須となります。

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